組織課題はどこも同じ 必要以上に悩まず、対応を考えよう

組織も生き物であって、ずっと常に調子がいい組織などというものは滅多に存在しない。

 

うまく回る時もあれば、何らかの理由で行き詰ったり思うようにいかなかったりすることも往々にしてある。

 

事業が拡大するとともに、組織が大きくなっていけばそれに伴って、大体は似たような問題が発生するものである。

だから、そんなに心配をする必要は無くて、時期を見て予測し、適切に対処していくことで組織は順々に拡大していくのである。

 

創業から間もないころに起こりうる問題

創業から間もない頃の多くにおいては人的リソースが足りないもしくは存在しないという問題が良く起こる。

創業メンバーでの事業が順調に進んでいくと、仕事の量が増えてきたにも関わらず対応できる人がいないために仕事を受けきれないもしくは、受けたはいいが提供するサービスの質が低下するといったことが起こってしまう。

そのために採用活動などを行うが、採用活動にも人的リソースを割く必要があるため人手不足の解消は大仕事である。

さらには、採用したは良いが、評価や報酬体系など従業員を受け入れる体制が未整備であったりすることによって定着が進まないという問題が発生する可能性がある。

 

創業期を超えたころに起こりうる問題

上記の時期が終わり、ある程度の人手が確保でき運用も進み始めたころに生じる問題点はマネジメントにおける諸問題である。

マネジメント層の不足、マネジメント層への業務集中、次世代リーダー不足、マネジメントスキル不足・・・などこの頃のマネジメント周りには問題が山積する。

これは良質なプレーヤーをマネジメントに登用するという創業期に当然起こる人事に依るものが大きいが、それ自体は悪いことではない。

「背中で引っ張る」ようなマネージャーが良しとされる場合もあるが、多くの場合プレーヤーに求められるスキルとマネジメントに必要なスキルは似て非なるものである。

同じ会社に勤めたままだと気が付きにくいが、同じ社内においても遂行するべき仕事は全く異なるという認識を持たせることで再度仕事を学びなおすということが重要である。

 

発展期に入ってくると

社内制度やマネジメントラインの整備も進み、ある程度組織が安定的に動き始めた段階で注意するべきは組織内の風通しが悪くなるという状態である。

安定的だからこそ、それまでにあったような組織を大きく変えるような意見や活動が生じにくくなり、結果として組織を活性化させるようなコミュニケーションが自然と減っていってしまう。

 

組織側から意志を持って、「組織を変える動き」を拾い上げるようなメッセージをしなければ多くの場合上記のような風通しの悪さから本来生まれるべきイノベーションが封殺されるような事態になりかねない。

 

このようにそれぞれに一例を挙げたが、組織が陥る問題というのはおおよそ理由があって、それは組織の成長においてある意味で仕方のない部分というものも多く存在している。

自分の組織の問題に必要以上に悩むことなく、客観的な対応というのが肝要となる場合も多いだろう。

 

 

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