私の主な収入は給与所得です。基本的には給与所得者ということとなりますので、会社は私の収入を把握している状態です。
基本的に給与所得者の方は、正しく所得が捕捉されるので同じ収入であれば同じ手取り金額になります。
これをおおよそでいいので、きちんと自分の使えるお金はいくらなのかというのを意識しておくことがまず、お金を大事に考える上では重要です。
そこで、最低限これくらいの理解はしておきたいという非常にシンプルな形で手取り額を知られるように、書いておきます。
基本的に引かれるもの
・各種保険(健康・雇用・介護)
→会社の規模や職種によって異なりますが、額面のだいたい5-6%くらいです。
・厚生年金
→毎月、金額が変わります。
額面の18%の半分を個人が負担→だいたい10%弱。ただし、上限あり。
・所得税
→毎月額が変動します。また、累進課税なので収入が増えると率も増えます。最高税率は45%です。
年収800万相当の月収ー月5万円ほど(約8%)
年収1200万円相当の月収ー月10万円ほど(約10%)
年収2000万円相当の月収ー月30万円ほど(約20%)
・住民税
→昨年の年収によって金額が変わります。(1月~12月)
6月~翌年5月に適用となります。年収によらず10%が基本です。
他にも天引きがある会社や支給がある場合もありますが、サラリーマンの場合は基本上記が引かれます。
つまり、控除などいろいろありますが、
年収800万円の人は5%弱+10%弱+8%+10%=30%程度
を毎月税金等で納めるということとなります。
年収が上がることで率も上がってしまう税金は所得税のみです。
他のものについては、税率が変わりませんので、稼ぎが増えればその分支払額は変わりますが物価が同じように上昇するわけではないので使える金額が増えるという意味で支払いは楽になります。(同じ100円でも収入によって意味合いが変わるということ)
最後におおよその手取りを目安で書いておきます
年収800万円:手取り560万円ほど
年収1000万円:手取り700万円ほど
年収1500万円:手取り1000万円ほど
年収2500万円:手取り1500万円ほど
年収3500万円:手取り2000万円ほど
別の記事で、お金を稼ぎたいと思った時に最もネックとなる「累進課税」の対象である税金について書いてみようと思います。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。