仕事ができる、だとか社会人としてのレベルが高いというのはどういう状態を指すのだろうか。
まず、大きく二つに分ける必要があると私は考えています。
1.その職務が良くできる
2.どんな仕事でも高いレベルで遂行出来る
もちろん、この書き方で分かるように目指すべきは2の状態です。
どんな仕事を振られても、転職をしてもどこに行っても高いレベルで仕事をする事が出来るようになっていたいです。
まず1について書いてみます。
1の状態であっても「仕事ができる」という言葉で表現することができるかと思いますし、まずは今与えられている職務をきちんと全う出来なければ話にならないのも確かです。
まずは1のように、「今の仕事が良く出来る」という状態を目指しましょう。
しかし、1の状態はある程度の年数や経験によって普通に仕事をしていれば身に付いてきますし、慣れてきます。
「慣れ」というのも重要な学習の成果ですから、それ自体は喜ぶべきことですが、「慣れた」ことを仕事ができるようになった、と勘違いしてはいけません。
ある職務に「慣れた」ことで、自分の市場価値が上がったとはなりません。
この状態では、場所が変わればまたほぼ0からのスタートとなってしまいます。
では、どうすれば2の状態になれるのか。
これは、非常に単純です。
・ビジネスプロセスを分解する(仕事を因数分解する)
・分解した1つ1つのプロセスについて、数もしくは率を上げる
これだけ。
この2つのステップを常に考えることが出来れば、どんな仕事でも高いレベルで行う事が出来ます。
最初は出来なくても、必ず大きなアウトカムを生み出し続ける人材になれます。
ただ二つだけ。
仕事を因数分解して、それぞれの質を上げる
プロセスごとの質を上げる為には、量を増やすか率を高めるか、の2つしかありません。
量を増やす為に何をすれば良いのか?
率を上げる為に何をすれば良いのか?
これを考え続ける事が、「仕事ができる」人になれる簡単な方法です。
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