あらゆる物事やプロジェクトを進めるにあたって、突然何かを始めてもなかなかうまくいかない。
何か行動を開始するということは現状から何かを変革するためであるから、まずはいまの現在地、つまり現状分析を行うことが非常に重要である。
この現状分析の行い方をシンプルにまとめておく。
現状分析の要点は、何を変えたいか!ここに尽きる。これだけ。
つまり、先述したように、何かを変えたいから行動やプロジェクトを進めるのであるが、ほとんど全ての事象と現状や極めて多様な要素が複雑に絡み合って構成されているため、「何を変えたいか」という視点を持たずに現状分析を行おうとすれば無限に手数が増加してしまうため、本当に必要な分析が行われなくなる可能性が高い。
行動の後に実現していたい世界観や状態と現状のギャップを見極めることが現状分析であって、ひとつの行動やプロジェクトで達成出来る現状の変革は基本的に一つであるから、まずはその変えたい現状を見つめることが非常に大事である。
つまり、現状分析のプロセスを以下にまとめると。
1.プロジェクトによって達成したい世界観や状態を描く
2.何を変えたいかという視点でプロジェクトを分解する
3.プロジェクトによって変革出来る要素は何かを洗い出す
4.プロジェクト後に達成していたい世界観と現状のギャップを、
何を変えたいかという要素だけにしぼって比較する
5.比較して判明したギャップを整理する
上記の5ステップによって、自分が何をしたくて、そのために何が不足している。
不足している要素は何か、ということが判明する。
現状分析はこれだけ。何を変えたいか!この要素にしぼって検討をする。
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